一人暮らしを始める大学生は、食費が一か月どのくらいかかるのか気になりませんか?

また、すでに一人暮らしをしている大学生も他の人が食費にどのくらい使っているのか気になりますよね。

大学生の中では、お金を十分に持っている方って少ないものです。
なので、できれば少しでも節約したいですよね。

でも、食事は健康で生活していくためにも大切です。
節約するために食べなきゃいいってものではないですよね。

今回は、そんな「食費」に注目して、以下のポイントについてご紹介していきます。

  • 一人暮らしの食費の平均
  • 健康的に節約するポイント
  • 節約する上での注意ポイント

この3点について以下で詳しく見ていきましょう。

大学生の食費って1か月平均でどのくらいかかるの?

 一人暮らしの男性が食費に掛ける平均額は、だいたいひと月に30,000円~40,000円くらいと言われています。

もちろんこれはあくまで平均値です。実際には節約を心がけてずっと少ない食費でやりくりしている男性もいれば、毎食のように外食をして食費がかなりかかっている人もいます。

つまり、1日1,000円の食費で生活できていればごく普通なんですね。一食に換算すると333円の計算になります。

たとえば外食やコンビニ弁当を利用すれば、それだけで1食あたり500円~1,000円程度は必要になります。これではすでに1日分の食費を使ってしましますね。

だからこそ、できるだけ自炊を心がけましょう。
ただし、自炊と言っても節約を意識した自炊です。

一人暮らしで何にも考えずに自炊すると、逆にお金がかかってしまった!なんてことも良くある話です。

手間暇はかかりますが、節約を工夫して自炊をすれば1食あたり200円~300円程度で美味しい料理が出来上がります。

全国大学生活協同組合連合会は、2016年学生生活実態調査で学生の経済状況について調査をしています。
調査には、85大学生協が参加し、20,115名から協力を得ています。

その調査で、下宿をしている大学生が1か月で食費にどのくらいの平均が出ています。

2016年、大学生(下宿)の食費は、1か月で24,770円でした。

1日にすると、約825円になります。

いかがですか?

平均と比べて「ちょっと使いすぎてるな…」と思いましたか?
それとも「おっ、平均より少ない!」でしたか?

平均より少なかった方はそのままで大丈夫です。

平均と比べて食費が高いという方も、これから上手に節約していけば問題ありません。

では、その節約術について説明していきましょう!

節約のポイントって何?

ここでは節約するポイントについて詳しく見ていきましょう。

家計簿をつける!

節約をする上で大事なのは、「自分が1ヶ月で食費に一体いくらかけているのかを知る」ということが重要です。

そのためには、家計簿をつけるのが1番手っ取り早いですね。

実際にノートを買ってレシートを貼って計算している学生もたくさんいます。

しかし、もう少し手軽に家計簿をつけたいという人もいると思います。

そこでオススメなのが、スマホのアプリを使って家計簿をつけるという事です。
スマホアプリを使うと、レシートの写真を撮るだけで家計簿がつけられるのです。
家計簿は、1回つけるだけでは節約のために効果はありません。

是非アプリなどを活用して家計簿をつけてみて下さい。

食材を無駄にしない!

食費節約と言えば、自炊が一般的ですよね。

ただ、自炊をすればそれだけで節約になるのかというと、そうではありません。
大切なのは、「食材を無駄にしないように自炊する」という事です。

外食をするよりも自炊をする方が1食当たりの金額が安くなるのは、買った食材を無駄にすることなく、綺麗に使い切った場合になります。

そのため、買った食材を使い切る前にダメにしてしまうと自炊による食費節約の効果が無くなってしまうのです。

一人暮らしをしている人は冷蔵庫に眠った食材が、無残な姿になって捨てられることも珍しくはありません。

料理のレパートリーを増やす!

では、食材を使い切るためには具体的にどうすれば良いのでしょうか?

それは、買った食材を使ってできる料理のレパートリーを増やすという事です。
そうする事で、買った食材をきれいに使い切ることができます。

レパートリーをいきなり増やすのは料理が好きな方以外は難しいので、ネットで「(食材名) 料理 レシピ」などと検索してみましょう。

そうすると、その食材を使った料理のレシピがいろいろと出てきますので是非レシピを見て作ってみて下さい。

お肉はまとめて買って小分けにして冷凍!

肉類は、料理に必要な食材の中でも値段の高い部類です。

そのため肉類を買うときは、まとめて買うことをオススメします。
それは、まとめて買うことで割安になっていることが多いからです。

しかし、一人暮らしでお肉をいっぱい買っても余らせてしまうと使う前にダメにしてしまいます。
それでは、無駄になってしまい節約にはなりません。

なので、お肉をまとめて買って帰ったら、1回分に切り分けて冷凍対応のビニール袋に入れて冷凍し保存しましょう。

こうすることで、肉をお得に買う事ができ、無駄にすることもありません。

食材の買い物は、2~3のスーパーを回ろう!

近くにスーパーがいくつかあるという方は、少し手間ですがいくつかスーパーをはしごする事で、1番安い食材が手に入るので節約になります。

最初は行ったり来たりするかもしれませんが、慣れてくると「肉はあの店、野菜はあの店の方が安い」というように、どの店の何が他より安いかわかってきます。

毎日消耗する食材ですから、少しでも安い値段で買うことができれば1ヶ月や1年の長い目でみるとかなりの節約になっています。

まかない付きのアルバイトをする!

大学生になるとアルバイトを始める方も多いでしょう。

食費を節約するなら「まかない付きのアルバイト」をしてみるのもいいでしょう。

特に飲食店でアルバイトをしている際には、タダでまかないが食べられ食費を大分節約することができます。

チェーン店などはまかないも有料の所もあるようなので個人のお店を選ぶといいでしょう。

なんでもいいからバイトを始めたいと思っている方には、飲食店でアルバイトをすることをお勧めします。

お金も稼げて食費も浮くので一石二鳥ですね。

節約する上での注意点

節約することは、大切ですが注意しなければならないことがあります。

それは、まず健康的に節約するという事です。

よく「お金がないときにはまず食費を減らす」という発想になりがちです。

実際に、学生で一人暮らしをしているときには、お金がなくて食費を削る人も多いと思います。

そうすると、食費は確かに減りますが栄養が偏り健康に影響が出てしまいます。

病気になったり、体調を崩して学業に支障をきたすと、元も子もないので、健康には気をつけて食費を使いたいものですね。

先ほどお伝えした節約のポイントを実践して健康的に食費を節約してください。

まとめ

いかがでしょうか?

一人暮らしにかかる費用をなるべく低くするには、食費を抑えることが最も効果として現れるのは事実です。

しかし、食費を削って体調を崩すぐらいなら、多少値が張っても飲食店に食べにいくのも良いと思います。

また実家に帰れる距離である場合には、週末や祝日だけでも、ご飯を実家に食べに帰るのいいかもしれませんね。

一人暮らしを始める学生の方に、少しでも役立てていただければ幸いです。