水道代って毎月どれくらいかかるの?
一人暮らしだと水道代っていくら?
水道代って節約できる?

一人暮らしを始めたいと思っている方の中には、上記のように考えていませんか?

また「節水」という言葉をよく聞くと思いますが、一人暮らしでも節水をする必要があるのでしょうか。

ここでは、一人暮らしにかかる水道代についてご説明していきます。

水道代は2種類ある?

水道代にかかる料金が2種類あります。

それは、基本料金従量料です。

水道代は市町村によって料金が変わってくるので、自分が住んでる地域の基本料金を確認しましょう。

基本料金とは?

水道代を計算する際に出てきた基本料金ですが、市町村によって料金が異なります。

この基本料金は基本的に変わることがないので、自分が住んでいる地域や、一人暮らしを始める場所の料金を確認しましょう。

従量料金とは?

基本料金と一緒に支払っているのが、この従量料金です。

自分が使用した水の量によって、従量料金が変わります。

つまり、水道代を節約するには、従量料金を減らすと良いでしょう。

水道代の支払い

水道代は、ガス代や電気代と一緒に光熱費として家計簿に加算されがちです。

しかし、ガス代や電気代と異なり、毎月水道代を支払わなくても良いのです。

水道代は2ヶ月に1回の頻度で支払うため、1年で支払う回数が6回ということになります。

なぜ水道代の支払いは2ヶ月に1回?

水道代が2ヶ月に1回なのは、ちゃんとした理由があります。

水道は地方自治体によって管理されているおり、人件費の削減のために2ヶ月に1回の頻度で支払います。

なので、「今月は水道代の請求がなかった」と焦る必要はありません。

2ヶ月分が一気に来ると料金が高いのでは?

では、水道代は2ヶ月まとめて支払うので、1回の支払い金額が高いと心配している方もいるのではないでしょうか。

水道代は、およそ2,000円〜3,000円ぐらいで済みます。

もちろん、2ヶ月分の請求金額です。

また、総務省の家計調査データでは、一人暮らしの水道代の平均金額は、

約2,300円という統計があります。

一人暮らしの水道代を節約するには?

水道代は、1ヶ月の料金が1,000円〜1,500円ほどになります。

普通に生活をしても上記のような料金なので、無理に節約をする必要はありません。

また、自炊をするという人であっても、水道代には大きく影響はありません。

自炊をして影響があるのは、ガス代やIHの場合には電気代でしょう。

一人暮らしだからこそ水道代を節約したい

人によっては、節約できるところは徹底的に節約する人もいるでしょう。

ここでは、水道代を節約するためのポイントについて、ご紹介していきます。

  1. お風呂
  2. トイレ
  3. 洗濯
  4. 洗面台・台所
  5. 洗車

節約ポイント①:お風呂

水道代を1番節約できるのは、お風呂だと言われています。

お風呂に入る時に、浴槽にお湯をためる人と、そうでない人では、水道代の料金が異なります。

市町村によっても料金が変わりますが、水道の料金は100〜200円/1000Lほどです。

1L当たり、0.1〜0.2円になります。

なので、浴槽にお湯をためたと言って、料金が大幅に変わることはありません。

また一人暮らしの場合は浴槽にお湯をためる人は少ないのではないでしょうか。

シャワーや浴槽にためる際に使われるガス代の方が大きく変わってきます。

ガス代の詳細はこちら

節約ポイント②:トイレ

人は必ず排泄をします。

そのため、どうしてもトイレに水道代がかかってきます。

トイレをした際に流す水の量は6〜7Lもあり、想像以上に水が使われています。

さすがにトイレを我慢するのは体にも良くないので、排泄はしっかりしましょう。

しかし、中には学校やバイト先のトイレを使用し、なるべく家のトイレを使用しないツワモノもいます。

節約ポイント③:洗濯

一人暮らしをしている人の中で、洗濯はしないという人はいないと思います。

洗濯は一人暮らしでは必ず必要ですよね。

  • 全自動洗濯機
  • 二層式洗濯機

洗濯機には以上の2種類があり、使用する洗濯機によって、水道代を節約することもできます。

全自動洗濯機

メーカーによって多少の誤差はありますが、全自動洗濯機は洗濯から脱水をしてくれ、乾燥機能が付いているものもあります。

一度の洗濯物の量にもよりますが、洗濯に使用する水の量は約80Lです。

お風呂の浴槽にお湯をためる人は、浴槽の残り湯を使うことによって、さらに水道代を節約することができます。

二層式洗濯機

二層式洗濯機とは、洗濯槽と脱水層がわかれている洗濯機です。
洗濯槽から脱水層への移動は手動で行います。

二層洗濯機は汚れが落ちやすいや洗濯と乾燥が同時にできると言ったメリットもあり、今でも使っている人は多数います。

また、水や洗剤の量を調整しながら使うことができるので、節水するにはオススメの洗濯機です。

節水ポイント④:洗面台・台所

洗面台の水を出しっぱなしにする人は結構多いのではないでしょうか?

例えば、歯磨きの最中や洗顔をする際には、つい水を出しっぱなしにしてしまいがちですが、洗面台の水は小まめに節約しましょう。

また一人暮らしでも自炊をする人もいるでしょう。
ここでも水を出しっぱなしにしておくと、水道代がもったいないので、食器を洗う時には水を貯めるなどの工夫が必要です。

節水ポイント⑤:洗車

今では、一家に一台車を持つことが当たり前の時代になりました。

地方では交通手段が車の場合には、一家に一台ではなく、一人に一台車を持っていることも珍しくありません。

学生といっても自分の車を持っている人は中にはたくさんいるのではないでしょうか。

特に車を持っている人は、洗車をしなければいけませんよね。

洗車に使用する水道代が、車を持っていない人よりも余分にかかってしまいます。

洗車することは、車の外観を維持するために積極的にすることをお勧めしますが、洗う回数が多かったり、無駄に水を使いすぎると費用が嵩張るので注意しましょう

まとめ

人が生きていく上で、必ず欠かせないものが「水」です。

ガスや電気が切れた場合には、不便になるだけで、直接生命の危機に及ぶことはありませんよね。

だからこそ、水は貴重に使う必要があります。

学生の皆さんが一人暮らしを始めるにあたって水道代の目安になればと思います。