「レンタル家具」というサービスがあることをご存知ですか?

実家を離れている学生や家族と離れて暮らす単身赴任者、転勤が多い人にとってはとても便利なサービスです。

レンタル家具にすれば、必要なものをすべて一から揃えるより、安価に済ませることもできます。利用する具体的なメリットについて解説していきましょう。

レンタル家具ってどんなサービス?

レンタル家具とは、必要な家具や家電品を使用したい期間だけ借りられるサービスのことです。

ベッドやテーブルなどの大型家具はもちろん、カーテンなどの小物、テレビや冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機などの家電品、自転車など生活に必要なものの多くを揃えることができます。

必要な家具や家電品をセットにしたサービスもあります。

買うのと借りるのではどちらがおトク?

実際に家具を買うのと借りるのでは、どちらがお得なのでしょうか。

以下では詳しく見ていきましょう。

費用の比較

レンタル家具サービスの料金体系は、借りる期間が長いほど費用は高くなります。
そのため、短期間であれば、レンタル家具を利用する方が新品を買うより安くなります。
しかし、たとえば一人暮らし用の冷蔵庫を買うといっても、リーズナブルな輸入家電や価格競争の影響もあり、購入店によっては新品の購入価格も割安になっています。
そのため、短期間でも、レンタル家具サービスを利用するより新品購入の方が安くなる場合があります。
レンタルサービスと新品購入のどちらが安くなるかは、期間と使いたい商品を選んでから比較してみるとよいでしょう。
ただし、新品を購入する場合には、不要になったときにかかる廃棄費用も含めて比較しましょう。
なお、新品購入時でもレンタル家具でも費用を分割払いできる場合があります。
もちろん、分割払いを利用すると金利や分割手数料などがかかります。
しかし、レンタル家具サービスでは、金利や手数料なしで分割払いにできるので、この点ではレンタルの方がコストダウンできる場合もあります。

手間の比較

新品を購入する場合は、家具や家電品の量販店などでそれぞれ購入し、商品を配達してもらいます。そして、組み立てや設置、梱包していたビニール袋やダンボールの処分は基本的に自分で行います。その後、家具や家電品が不要になったときは、自分で手続きして廃棄処分することになります。
一方、レンタル家具を利用する場合は、ホームページまたは電話などで注文するとまとめて配送され、多くの場合、組み立てや設置、配線までの作業を引き受けてくれます。また、不要になった梱包材も回収して処分してくれるので、余計なゴミが出ることもありません。そして、契約が終了したらレンタル家具業者が回収してくれるので、比較するとレンタル家具サービスの方が手間はかかりません。

レンタル家具サービスのメリット!

レンタル家具サービスには、他にもさまざまなメリットがあります。

ライフスタイルに合わせて家具を変えられる

入学前や卒業後などのライフサイクルに合わせ、そのときどきに合った家具に変えることができます。

お試しで使える

気に入った家具があるけど実際に使ってみてからじゃないと購入はできない。

そんなときは、レンタルで試してみて、気に入ったら購入に切り替えることもできます。(業者によってこのサービスを提供する場合とそうでない場合があります。)

サービスを利用した場合、通常は新品の代金とすでに支払ったレンタル家具料金の差額を支払えば購入できることになっており、すでに支払ったレンタル家具料金はムダになりません。

高級家具も安く使える

レンタル家具サービスの業者によっては、なかなか手が出ない高級家具を比較的安くレンタルできるところもあります。
デザイン性の高い高級家具を数万点も取り扱い、ショールームでインテリアコーディネーターにアドバイスを受けながら決められるサービスもあります。

レンタル家具サービスは、新品と中古品を選べるか、配送料の有無、修理・交換への対応なども含めると、業者によって詳細が異なります。

また、レンタル家具は新品購入よりも手軽に思える反面、本来は不要なものやサイズ的に置けないものまで借りてしまうこともあるので注意が必要ですね。

うっかり予定していたレンタル期間を過ぎてレンタル家具料金が高額になることもあるので注意しましょう。

使いたい商品や、レンタルする期間によってはレンタル家具サービスの方が新品購入よりも安くなるうえに、設置や回収もおまかせできるなどのメリットがあります。

利用する際には、どちらがよいのかじっくりとシミュレーションしてみるとよいでしょう。

購入してもいいもの

新生活を始める時に、新しく家具や家電を買い揃えるのはワクワクしますよね。
そして、「せっかく買うのなら後悔のない買い物がしたい。」そう思いませんか?

  • 使いそうなのに意外と必要なかったもの
  • あると便利だったおすすめのもの
  • 一人暮らしをするためにほしいもの

初めての新生活を迎える大学生、「ワクワクする一人暮らし」の準備はできているでしょうか。

以下では、上記の3つについて詳しく見ていきましょう。

一人暮らしではNG?意外と使わない家電・家具3選

まずは、使いそうなのに、いざ生活してみると意外と使わない家電・家具を3つご紹介します。

限られた予算を不必要なものに使うのは勿体ないですよね。一人暮らしに必要なものをしっかりと見極めて賢く買い揃えましょう!

掃除機

ちょっと意外かもしれませんが、一人暮らしには掃除機はなくても困りません。

一般的な大学生の部屋は気合を入れて掃除するほど広くありませんし、掃除機は収納にもスペースをとります。

一人暮らしの部屋の掃除には、クイックルワイパーがおすすめです。コンセントをさす必要がなく、音もしないので「気がついたときに、ササッ」と掃除を済ませることができます。

一人暮らしをしている人の中には、クイックルワイパーで十分だと気づく人もたくさんいます。

ただし、部屋にラグやカーペットをひく場合はクイックルワイパーでは対応できないので、収納スペースをとらないスティック型の掃除機がおすすめです!

勉強机

実家暮らしの部屋のイメージから、「勉強机は必要でしょ」と思って新調してしまいがち。

ほとんどの大学生は、勉強する時はカフェや学校の図書館など、家以外のスペースを利用しています。

特に大学の図書館は、とても居心地がよくwi-fiや電源も完備されている上に、無料で使い放題のところもあります。

この環境を利用しない手はないと考え、自宅で勉強する人が少ないみたいです。

家で勉強する時はこたつ机やリビングテーブルを使えばいいので、わざわざ勉強机を買う必要はありません。

扇風機、ストーブ

地域性があるかもしれませんが、基本的にエアコンで十分です。

エアコンよりも扇風機やストーブのほうが直接的に温度調節できますが、その収納スペースと使用頻度(1年を通して数カ月しか使わない)を考えるとデメリットが大きくなってしまいます。

一人暮らしの味方!あると便利な家具・家電3選

では次に、これがあると便利という家電・家具を見ていきましょう。限られたスペースと予算をうまく使って、便利で過ごしやすい新生活をスタートしましょう。

電気ケトル

ケトルは間違いなく便利です。
お茶を入れたい時やカップラーメンのお湯を沸かしたい時など、日常生活ではお湯を使いたい場面はちょこちょこありますよね。

そんな時にケトルを使えば、スイッチ一つで簡単にお湯を沸かすことができます。

ケトルは「速い(3分ほど)」、「簡単」、「安心(お湯がわいたら自動でスイッチが切れる)」という3つの魅力をもちつつ、サイズも小さくて値段も1万円以下で手に入るので、新生活ではぜひ揃えたいアイテムです。

ノートパソコン

大学・学部によってはパソコンの所持が求められますが、ノートパソコンは大学生になったら絶対に持っておきたいアイテム。レポートをどこでも書くことができますし、DVDの視聴や調べものなど、できることが格段に多くなります!

ただし、入学後に学校側から斡旋されることがほとんどです。

斡旋よりも個人で購入した方が安く手に入りますが、スペックやOSについての指定があることも多いので、注意が必要です。

つっぱり棒

部屋がアパートの1階にある場合や、天候によっては洗濯物を外干しできないことがありますよね。

そんな時には「つっぱり棒」が大活躍です。

土地柄によっては、冬と梅雨の期間は毎日部屋干すこともあります普段からコートやシャツをかけて利用してることもあるので、つっぱり棒は持っておくと良いでしょう。

一人暮らしをするために欲しい家具・家電3選

最後に、「これがあると生活がワクワクする!」という家電・家具をピックアップしてみました。なくても困りませんが、せっかく一人暮らしをするなら、自分だけの「ワクワクする部屋」を作るのは夢があって素敵ですね。

スピーカー

音楽が好きな人には、ぜひスピーカーのある生活をおすすめします。

最近はブルートゥースなどワイヤレス機能搭載のスピーカーが普及してきたので、パソコンやスマホの音をスピーカーで流してみてはいかがでしょうか。

休日の朝にゆったりと音楽を聴きながらごはんを作るのは至福のひとときです。

また、ポータブルのスピーカーも増えているので、ドライブや外出時にも対応できます。

ただし近所迷惑にならないように音量には気をつけましょう。

プロジェクター

スピーカーとプロジェクター、そしてノートパソコンが揃えばホームシアターが完成します。

スクリーンがなくても、壁に投影すれば大丈夫です。週末に大画面で映画鑑賞するのも良いし、学校終わりに友達を誘って、みんなでワイワイ映画パーティーをするのもいいでしょう。

プロジェクターといっても1万円~5万円ほどと、少し頑張れば手の届く買い物になってきているので、一人暮らしの機会に買ってみてはいかがでしょうか。

ロードバイク

徒歩よりも確実に行動範囲が広がります。ママチャリではなく、ちょっとこだわってロードバイクを選べば自転車でのお出かけが楽しくなりますよね。

もし電車通学をしているなら、ちょっと頑張って自転車通学をすれば定期代を節約できるメリットもあります。

長期休みには、自転車で旅にでてもいいかもしれませんね。

まとめ

一人暮らしは自由度が高く、自分の生活スタイルに合わせて部屋に揃えるものを選ぶことができます。

限られたスペースや予算を賢く使って、ぜひ自分だけの新生活を楽しめる空間を作れたらと思います。